ウィジェットの変更 を保存できない!?

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WordPressの外観にある ウィジェットの変更 を保存できないという問題が解決できたので備忘録を兼ねて紹介します. セキュリティ対策にWordfence Securityをインストールしていて, かつ ウィジェットで内容を変更しても保存できないという問題に遭遇された方の参考になるかもしれません.

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ウィジェットの変更 を保存できない!?

 ウィジェット とは英語で直訳すると「不明な小型装置, 部品, 仕掛け」を意味するそうです. WordPressでは, サイドバーなどにちょっとした機能を組み込むのに重宝するかと思います. 当サイトの場合は, ウィジェットに「検索機能」や「最近の投稿」, 「人気のある投稿」などを登録しており, 表示するページによってウィジェットの内容が切り替わるようにしてあります. また, 設定の仕方によってはサイドバーだけでなく, 本文中にも表示することが可能です.

 例えば, 当サイトのブログでは本文中の最初に表示される見出し2の手前にAdsenseの広告を表示されるように設定しています. この設定は以下のサイトを参考にしました.

 コピペ一発!WordPress本文中にウィジェットでアドセンス挿入するカスタマイズ方法

この方法を用いると「ウィジェット」の設定で本文中にhtmlタグを挿入できるウィジェットが追加されます. 私の場合, 他のウィジェットやプラグインの設定をした後に本文中にウィジェットを挿入する方法を用いたので, 今回の ウィジェットの変更 を保存できない問題に直面しました.

ウィジェットの変更

 Wordpressの機能が上手く動作しないとき, まず疑うのはプラグインだと思います. そして, 最初に行うのは, プラグインをすべて停止して対象となる機能の動作を確認することです. プラグインをすべて停止した状態で対象となる機能が問題なく動作する場合は, 使用していたプラグインに原因があると考えられます. そこで, 次に一つ一つのプラグインを有効にして問題が起きるプラグインを特定します. 今回の問題の場合, 原因はWordfence Securityにありました.

 

 

Wordfence Securityとは

wordfence_hp

 

 Wordfence Securityは, 無料で使えるWordPressの高度なセキュリテイ対策プラグインです. 脆弱性スキャン, ファイアウォール, ライブトラフィック解析, IPブロック機能など, セキュリテイ対策関連の機能が豊富にあります. ダウンロード数も100万件以上あり, 使い方も簡単なので初心者でも利用している方は多いのではないでしょうか. さくらインターネットのWordpressでは, セキュリティ対策プラグインとしてAll In One WP Security & Firewallがデフォルトでインストールされています. 私の場合, 設定を色々と操作している内にサイトにアクセスできなくなり, アンインストールと再インストールを行ってもアクセスできなくなるという問題が解決できなかったので, Wordfence Securityに変更しました.

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変更を保存するには

 Wordfence Securityが原因でウィジェットの変更が保存できないことが分かったので, 「cannot save widget wordfence」で検索したところ, WordPressの公式サイトで以下の内容を見つけたので紹介しておきます. 下記の内容は, iframeタグで囲まれたコンテンツをテキストウィジェットに埋め込むとウィジェットの保存ができないという問題のようです.

Can’t save widget with iframe content when Wordfence is enabled

 私の場合, iframeタグのあるなしに関係なく, ある時期のWordfence Securityの更新がウィジェットの保存に影響を与えるようになってしまいました. 実際, 他のウィジェットの設定を変更して保存しようとすると, 上記サイトに書かれているようにサークルがグルグル回ったままで保存ができませんでした.

 この問題を解決する方法は, まずWordfence Securityの「Firewall」にあるFirewall Statusを「Enabled and Protecting」から「Learning Mode」に切り替えます. 次に任意のウィジェットの内容を変更してから保存します. その後, Firewall Statusを「Learning Mode」から「Enabled and Protecting」に切り替えます. iframeタグでyoutubeなどの動画を埋め込む場合はやり方が異なるようなので, 上記サイトを参考にしてください.

wordfence_firewall_setting

 

まとめ

 Wordfence Securityはダウンロード数がセキュリティ対策プラグインの中で最も多かったので, 日本語のトラブルシューティングも豊富にあるだろうと思ってインストールしたのですが, 私が調べた時点ではウィジェットが保存できなくなる原因について日本語で書かれているサイトはありませんでした. 手順はさほど難しくないので, 紹介するほどのものではないのかもしれませんが, 誰かの参考になれば幸いです.

 公式サイトでは, 「Learning Mode」でウィジェットの保存を学習させてから「Enabled and Protecting」に戻しています. ただ, WordPressでサイトを立ち上げたばかりでしばらくプラグインを入れたりして色々試す必要がある, あるいはWordfence Securityを更新した後の人はFirewall Statusの「Automatically switch to Enable Mode on」を有効にしておくと良いかもしれません. これは読んで字のごとく, 「Enabled and Protecting」に自動的に切り替わります. 一応, Wordfence Securityを初めてインストールした場合, デフォルトでは「Learnig Mode」になっているようです.

 最近, WordPressを利用していて更新の多さに驚かされます. また, 更新されて改善されるならまだしも, WordPressの機能に致命的なエラーを与えるプラグインが増えてきて, むしろ改悪されているような気さえします. また, プラグインの組み合わせによって起こるエラーもあるのでどちらのプラグインの開発者ににエラー報告をすれば良いのか分からなくなるときもあります. この内容については次の機会にするとして, 最後までお読みいただき, 有り難うございます.

 

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