第4回 家族会 [不安と精神病] | T&N リサーシャ
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第4回 家族会 [不安と精神病]

 先週の木曜日, 第4回 の家族会を行いました. 今回は, 前回よりも参加者が増えて6名でした. その分, より多くの情報交換が出来たのではないかと思います. また, 2時間の間では聞けない事もあったようで, 次回の参加も希望する方がいらっしゃいました.

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第4回 家族会

今回の家族会に参加されたご家族の話で共通した点は, 男女を問わず, 親に甘えるようになるということでした.

この場合, それなりの年齢に育ったお子さんが突如として幼児期のように甘えてくる(一緒の蒲団で寝るようになったり, 抱き付いて来たり, どこへでもついていこうとしたりなど)ようになります.

すると, 大抵のご家族は, お子さんのそのような態度に戸惑い, 拒否反応を示します.

また, そのような態度を改めるようにお子さんに注意したりしてしまいます.

今回, 参加された参加者の中にも, このことに心当たりのある方がいるようでした.

お子さんが甘えてくるようになるのは, 何かしらの不安を抱えている場合があるります.

このため, 拒否したり, 注意したりすると益々不安が強くなる場合があります.

第4回 家族会

photo by himiko

不安神経障害やうつ病の動物モデル作成

ラットやマウスなどを用いて精神疾患モデル動物を作成する方法として, 8週齢(生まれてから56日)を過ぎる前に親や兄弟から引き離して飼育する方法があります.

この場合, 引き離す時期によっては, 不安神経障害やうつ病などのモデル動物になると言われています.

海外では, 8週齢規制として, 8週齢を過ぎるまでは, ペットの犬などの販売が禁止されてています.

この規制は, 上記のようなモデル動物が基になっているかもしれません.

環境変化による精神病モデル動物の作成方法を見てみると, 私たちが思っている以上に, 環境が発達時期の脳に与える影響は大きいようです.

環境操作にってラットやマウスなどで見られた異常が人間にどれだけ当てはまるかは分かりません.

しかし, 脳の発達に影響を与える環境要因が周産期前後の脳の発達時期に全くなかったとは言い切れないと思います.

本人も周りも気付かないだけで, 精神病はかなり身近で, 誰もが発病し得る可能性があります.

最後に

いずれにせよ, 家族間に何かしらの問題があると, その環境に曝されるお子さんの脳に何かしらの問題が生じているかもしれません.

ご家族の誰かが精神病を発症すると家族間の関係はますます悪化する場合があります.

なので, 今回の家族会を通じて家族間での病気に対する認識を一致させる必要があると感じました.